カテゴリー: 人生を見つめ直すヒント

日々の違和感や迷いに向き合い、自分らしい生き方を考えるためのヒントをお届けします。価値観の整理や、心の声を言葉にする手助けになる記事をまとめています。

  • 他人の人生がうらやましいと思ったときに考えたいこと

    こんにちは、ReLife Projectのブログにお越しいただきありがとうございます。

    今回のテーマは、「他人の人生がうらやましい」と思ったときに、どう自分と向き合えばいいのか?についてです。


    ■ SNSで感じる「いいな」という気持ち

    最近では、SNSを開けば「自由な働き方」「高収入」「旅行三昧」「理想のパートナー」など、誰かの“充実した人生”がたくさん目に入ってきます。

    「いいなあ…」「自分もあんな風になれたら…」

    そんなふうに思うこと、ありますよね?

    実際、わたしも「自由に好きな場所に行って、好きな食べ物を食べて、たくさんの収入もある」そんな投稿を見たら、「いいな」と思います。

    そして、落ち込むことだってありました。


    ■ 比べて落ち込むのではなく、「現在地」を測る

    他人の人生を見て落ち込むとき、視点を変えてみましょう。

    「自分の現在地を知るためのヒント」と捉えるのです。

    その人が“ゴール”だとしたら、自分は今どこにいて、どのくらいの距離があるのか?
    その距離を明確にすることで、次のアクションが見えてきます。

    そして、昨日の自分より少しでも前に進めているか?そんなふうに「他人との比較」ではなく「自分との比較」に意識を切り替えることができるようになりました。


    ■ 比較はメンタルを削る。だから「比べない」と決めた

    うらやましいという気持ち自体が悪いわけではありません。

    でも、それが嫉妬や妬みに変わると、メンタルがすり減っていくのです。

    だから私は、「人と比べない」と決めました。

    人生の主役は自分。
    ならば、比べる相手も“自分自身”であるべきだと思っています。


    ■ 「うらやましい」と思ったら、未来の自分を描く

    うらやましいと感じたとき、私はこう考えるようにしています。

    「じゃあ、そこに行くには何をしたらいい?」

    そして、ほんの1ミリでも前に進んだら、自分を褒める。

    大切なのは、「自分にもなれる」という前提です。

    たとえば、私たちは「総理大臣」や「孫正義」と比べて落ち込むことはあまりないはずです。

    でも、SNSの誰かに対して「うらやましい」と思うなら、「自分にもできる気がしているから」なんですよね。

    その気持ちは、あなたの中に「まだ可能性がある」という証拠です。


    ■ 「うらやましい」は、自分の未来に対するサイン

    「うらやましい」=「自分もそこへ行ける」という確信。

    この考え方ができるようになると、
    誰かの人生を見たときに、むしろ前向きなエネルギーが湧いてきます。

    「いいな」と思ったその人の姿は、
    実は「未来の自分」かもしれません。

    だからこそ、人生を投げ出さず、進み続ける意味がある。


    ■ 最後に:人生、今がいちばん若いとき

    誰かと比べて落ち込んだとき、
    自分のことが嫌になりそうなとき、
    忘れずに心に留めてほしい言葉があります。

    「人生、今がいちばん若いとき」

    今日この瞬間が、あなたのこれからの人生の出発点になります。

    だからこそ、あなただけのストーリーを、焦らず、丁寧に描いていきましょう。

    ReLife Projectは、そんなあなたの歩みに、そっと寄り添っています。

  • 『人生に遅すぎる』は本当か?

    ――30代で動き出した僕のリアルな実感

    「もう歳だから」
    「今さらやっても…」

    そんな言葉を、あなたも一度は口にしたことがあるかもしれません。
    でも僕は、“人生、今がいちばん若いとき”という言葉に出会ってから、考え方が大きく変わりました。

    今回は、30歳を過ぎてから人生を大きく変える挑戦をした僕自身の体験をもとに、「人生に遅すぎるなんてことはない」と本気で伝えたいことを綴っていきます。


    「これが本当に自分に合ってる仕事?」という違和感

    僕は20代のほとんどを、いわゆる“安定した職場”である工場で働いていました。
    でも、30歳のときにふと「本当にこのままでいいのかな?」と、自分の人生に疑問を持ち始めたんです。

    そんなとき、当時の営業部長にこう言われました。

    「君の天職は営業だと思うよ。」

    その瞬間、正直ムッとしました。
    なぜなら、営業こそが一番嫌いな仕事だったからです。

    でも彼は続けてこう言いました。

    「やりたいことと、向いていることは違う。
    君はそれに気づかないと損をするよ。」

    この言葉が、ずっと頭から離れませんでした。


    「もう遅い」ではなく、「まだやれる」

    31歳のとき、僕は思い切って営業職に転職しました。
    不安も大きかったです。
    でもそれ以上に、「自分の可能性を諦めたくない」という気持ちの方が強かった。

    「もう遅いかもしれない」
    そう思う自分もいたけれど、僕はこう信じたんです。

    「人生、今がいちばん若いとき」

    僕は自己啓発書を読み漁り、思考を切り替える“自己洗脳”を繰り返しました。
    どんな本も、どんな言葉も、自分を奮い立たせる燃料にして、前に進みました。


    嫌いな仕事が「楽しい」に変わった瞬間

    正直、営業の仕事は最初とてもキツかったです。
    でも、努力を重ねるうちに、日本一の営業成績を出せるまでになりました。

    するとどうでしょう?
    嫌いだった仕事が、少しずつ楽しくなっていったんです。

    しかも周囲から「教えてほしい」「どうやって売ってるの?」と聞かれるようになり、
    そのたびに責任感も芽生えて、次第に自信もついていきました。


    「やりたいこと」は、趣味から始めるのが一番いい

    よく「やりたいことを仕事にすればうまくいく」と言われますが、僕はそう簡単ではないと思っています。

    やりたいことをいきなり本業にしてしまうと、
    お金のプレッシャーが大きすぎて、苦しくなる確率が高い
    確かに、やりたいことを仕事にして成功している人もいます。
    でもそれはごく一部であって、確率でいえば本当に低いと感じています。

    だったら、僕はこう考えます。

    まずは“向いていること”で結果を出す。
    そして、そこで得た余裕や信用をもとに、やりたいことに挑戦する。

    実際、僕は営業という“向いているけど嫌いだった仕事”で成果を出すことで、
    心にも生活にも余裕が生まれ、やりたいことを考える時間と視野を持てるようになりました。

    やりたいことは、まず趣味レベルで始めてみる
    それが徐々に形になってきたら、少しずつ本業に近づけていく。
    この順番が、僕にとっては一番しっくりきた方法でした。


    「遅い」かどうかを決めるのは、他人じゃない

    ここまで読んで、あなたはどう感じましたか?

    たしかに、20代のうちに気づけたら良かったかもしれません。
    でも、それができなかったからといって、何もできないわけじゃない。

    始めるのが30代でも、40代でも、50代でもいい。
    その時の“気づき”こそが、あなたの人生を変えるスタートラインなんです。


    本当に大切なのは、「もう一歩」を踏み出す勇気

    今の仕事にモヤモヤを感じていたり、
    「何かを変えたい」と思っているのに動けない自分がいるなら、こう言いたいです。

    「遅いかどうかなんて、気にする必要はない。
    今の“気づき”を、どう活かすかが大事なんだよ。」

    僕は、あのとき営業部長に言われた一言、
    そして「人生、今がいちばん若いとき」という言葉に背中を押されて、人生が動き出しました。

    あなたも、あなたのタイミングでいいんです。
    その一歩を、今日踏み出してみませんか?


    まとめ

    • やりたいことと向いていることは違うと気づいた瞬間から、人生は変わる
    • 嫌いだった仕事も、努力と結果で「やりがい」に変わる
    • やりたいことはいきなり本業にせず、まず趣味で試すのが安全で現実的
    • 自分の可能性を信じる気持ちは、年齢に関係ない
    • 遅すぎることなんてない。「今」が一番若いときだから

    どんなときも、「まだやれる」と信じて動いた人が、未来を変える。
    その一歩を、あなたにも。